あさあめの凡々日記

アニメ・漫画・ゲームなどの感想メインの日記

【感想】ニセコイ 22巻&23巻

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皆さん、お久しぶりです。

前回から大分期間が空いてしまった・・・。

継続的にできるかはわかりませんが、なるべく更新できるよう努力します!

 

で、発売されましたよ、ニセコイ23巻!!

前巻である22巻と同時に感想を書かせていただきます。

ちなみに前回の記事はこちら。

riversend00.hatenablog.com

 

22巻はマリーの決意と別れ。

そして来る23巻は・・・。

感想をどうぞ。

はじめに22巻から

 マリーのお話だった21巻の続き。

私は万里花奪還編と名づけてましたね。

 

そう、奪還するからには話し合いだけでは終わらない。

多少バトル漫画になってもしょうがないんです・・・。

ジャンプ漫画だしね。

 

ということで、鶫や楽、本田さんに更にはマリーまでもが派手なアクションシーンを見せてくれました。

奪還には成功しますが、その中には楽の決意が含まれていました。

 

「・・・友達だから」

 

楽はマリーの想いに対してこう答えました。

友達だから、恋人にはなれない。

きちんと選択した道だから、何も文句は言えないですね。

 

ただ、あれだけ積極的なマリーを振ってしまう楽は羨ましいなと思ってしまいますね。

マリーよりも魅力的な女の子がいる現状ってのが、羨ましい・・・。

 

そんな楽の決意が実り、マリーを奪還します。

しかし、それは一時的なもの。

マリーの口から今までの謎が明かされます。

 

「病気なんです もうずっと小さい頃から」

 

・・・。

正直なところ、読者は全員知ってましたね。

これだけ引っ張って、ただの病気とは・・・拍子抜けしました。

それでも自分の口から告げるってのは勇気が必要なんでしょう。

 

これにより、マリーの物語は終わり。

母親から自由を言い渡され、海外には行くが未来が明るいマリー。

そんな楽に振られたマリーから一つの質問をされます。

 

「桐崎さんの事は、どう思っておいでなのですか?」

 

楽はもう避けられない問題に直面しました。

物語も、本当に終わりに近づいてるみたいですね。

そして、楽と千棘がいつものデートをし、喧嘩別れをして、再会したところから23巻は始まります。

 

ニセコイ Vol.23

終わりの近い23巻。

ここでも、ある人物の恋が終わりを告げます。

話の構成は以下の通りです。

 

・千棘とのデート編~続き~(3話分)

・春の始まりと終わり(3話分)

・鶫の恋物語(3話分)

・るりちゃんと集(1話分)

 

ちなみに鍵は一切出てきません。

これについては最後にでも語ろうかと思います。

 

千棘とのデート編~続き~

喧嘩して会いたくないはずなのに、どうしても出会ってしまう楽と千棘。

それはきっと、ずっと一緒に過ごした2年間があったから。

そして一緒にいる心地よさに気づいた楽は、

 

「こいつの事を好きになってるって事に――・・・」

 

よううううううやく、気付きました。

一条楽が桐崎千棘のことをを好きだということに。

 

それでも自分の力で気づけたことは、鈍感主人公としては及第点ではないでしょうか。

それによって、小咲と千棘から一人を選ばなくてはいけなくなってしまった楽。

贅沢な悩みですが、本人にとっては辛いところでしょうね。

 

逆に言えば、この二人以外にもう入る余地は許されていないんです。

だから、後の物語は結末の決まった物語。

 

楽は気持ちに気づき、季節はまた春になります。

春の始まりと終わり

とりあえず、

 

「……ダジャレですか?」

 

のラクガキ春ちゃんが可愛いです。

 

季節は巡り、また春がやってきました。

春ちゃんも2年生になり、進路を決める時期です。

誰もが和菓子屋を継ぐと思ってたけど、いざ現実を目の前にすると悩んじゃうんでしょうね。

 

スランプ=一条先輩という方程式は間違ってないと思うよ、風ちゃん。

春ちゃんはなかなか認めませんが。

 

そんな進路に悩む春ちゃんですが、いきなりコンテストのリーダーに任命されます。

チームは春ちゃん、小咲、楽の三人。

スランプ気味の春ちゃんは大ポカをやってしまい、落ち込んだ気分で二人の幸せそうな姿を目にします。

 

「なにコレ 要らないじゃん 私・・・」

 

読んでる時、けっこう心を抉られましたね。

春ちゃんの気持ちが痛いほど伝わってきて、感情移入してる私まで辛くなってしまいました。

 

最大限に落ち込む春ちゃんを励ます仕事はやっぱり白馬の王子様・楽

楽と話して救われた春ちゃんはある真実を告げます。

 

「・・・私 あの王子様が先輩だって知ってますよ」

 

ここまで伝えるのに、きちんと告白をしない春ちゃん

それはきっと、お姉ちゃんが好きな人物だから。

春ちゃんの告白は迷惑でしかないとわかっているから。

 

春ちゃんは知っている事実だけを告げて、和菓子作りに戻ります。

ここで最強チームとなった三人は見事金賞を取りました。

 

その後、春ちゃんは・・・一条先輩への気持ちを諦めます

ずっと大事にしてきた気持ち。

大切だった想い。

 

風ちゃんに泣きながら伝えた先輩への想いは、ここで終わりました。

失恋した女性は髪を切る、ということで春ちゃんもバッサリ。

ショートカットな春ちゃんは本当に大人っぽくて、更なる可愛さに溢れてますね。

 

ニセコイという物語で春ちゃんが活躍する回はきっとないので、それだけは残念です。

また、サイドストーリーでも書こうかな。

鶫の恋物語

これは鶫の恋が始まって、終わる物語。

始まりはもっと前ではないか、と思う人もいるかもしれませんが、

私は始まりはこの巻だと思っています。

 

それは、鶫が恋に気付いたのが今回だからです。

ただそれは偽の恋人だと知っても、千棘の気持ちは本物だったから。

叶わない恋として終わりました。

 

だから、恋物語

 

鶫に関しては短くなってしまう。

それはきっとこの恋物語が一瞬だったから。

鶫がそれだけ千棘も好きだから、選んだ結論という点が見どころですね。

 

ニセコイの終わりが本当に近づいてしまってますね。

次は少しだけ休憩回かな。

るりちゃんと集

るりちゃん回。

そして集の回でもある。

 

正直なところ、二人の気持ちがどうなのかはよくわからない。

作者的にはくっつけたそうなところは感じる。

だけど、るりちゃんがどう自分の気持ちに気づくかが難しそう。

 

このお話に関しては次巻で詳しく。

まだ、始まってもないからね。

最後に

物語が終わりに近づく一方、鍵には全く触れないという事実。

作者も忘れてるんじゃないかなーと思ってしまう(そんなことはないだろうけど)。

 

で、そこで今後の展開をちょっと予想。

巻末では、小咲と楽の想いを知った千棘が失踪しているようです。

いつもなら、ごまかして終わりそうな気がしますが、もうそんなことはしないでしょう(しないでほしい)。

 

まず、楽が選ぶのは確実に千棘だと思います。

【理由】

・居心地の良さ

・錠を貰った相手が千棘だから

 

こんなところですかね。

王道な展開です。

 

楽はきっと小咲に自分の気持ちを伝えた上で振るのではないでしょうか。

千棘もそれを聞いて楽を止めるけど、やっぱり恋人として付き合いたのは千棘なんだと、そう伝えそう。

 

この事実を書いてるだけでちょっと泣きそう。

小咲も中学の頃からずっと好きなのに、もし振られたらと思うと・・・。

恋は先手を取ったもん勝ち、というところでしょうか。

 

マリーも千棘より早く日本に来ていれば・・・。

羽姉はチャンスなかったかな。

春ちゃんも小咲がいる以上は・・・。

 

とまあ、予想なんて当たらないのが普通なので次巻を楽しみに待ちます。

それではまた!