メカクシティアクターズ 考察（9話まで）
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メカクシティアクターズ、最初はどうかなと思ってましたが最新話まできてとてもおもしろくなってきましたね。
元々、原作（ボカロ）と小説は読んでたんですが、それでも序盤はどうかなと思ってました。
けど、その考えも改め、めちゃ面白いです。
ということで、アニメはオリジナル展開ということもあり一度整理してみようかなーと。
いちよ、アニメのみでまとめたいと思います。
後半には原作、小説を含めた考えも記述しようと思いますが、そこは注意書きをしておくので安心して読んでもらって結構です。
それではまずキャラクター紹介から、公式WEBも参照してます。
◎キャラクター（メカクシ団）
・団員ナンバー1 キド
メカクシ団の団長です。
間違われがちですが、女性です。
アヤノの幸福理論では、昔の可愛らしい姿が描かれていましたね。
今のように言動が厳しくなったり、振る舞いも男らしくなったのは、アヤノが亡くなってからとのこと・・・いいお姉ちゃんですね。
「目を隠す」能力を持つキド。
簡単に言うと、周囲からの認識を消す、という能力です。
幽霊と呼ばれるのは嫌いみたいですね。
・団員ナンバー2 セト
キド・カノと同じ孤児院出身の能力者。
「目を盗む」能力ということで、対象の情報を読み取ることができる凄い能力です。
ただ、本人はこの能力を嫌っており、滅多に使うことはないそうです。
物語としてはあまり深く関わってきていないセトですが、後に紹介するマリーをこのメカクシ団に紹介した張本人。
その経緯は今後の話で紹介されると思うのでお楽しみに。
・団員ナンバー3 カノ
キド・セトと同じ孤児院出身の能力者。
「目を欺く」能力は周りの認識を変え、違う姿を見せることができます。
カノやセト、キドに関しては能力までの経緯がアニメだとほとんど語られていません。
まあ小説でも多くは語っておりませんが、気になる方は読んでみることをおすすめします。
そんでこのカノ、最新話で悪い顔してましたねー。
その辺については後述しますね。
キャラクターの中ではTOPレベルの人気がありそうなキャラですよね、私もけっこう好きなキャラです。
・団員ナンバー4 マリー
メデューサと人間のクォーター。
メデューサから由来しているのか、能力は「目を合わせる」というもの。
対象者の目を見ることで数分間動きを止めることができます。
実際にマリーを怒らせたカノも固まってましたね。
最新話ですべての能力をすべる女王ということが判明しました。
では女王とは能力者を集めるだけなのか？
ここの辺りは原作既読の方でないとまだわからないでしょう。
アニメではそのうちわかるんですかねー、楽しみ楽しみ。
・団員ナンバー5 モモ
大人気アイドルの高校一年生です！
シンタローの妹という事実！
「目を奪う」能力を持っており、それがアイドルになるきっかけに。
今では本人もアイドルになったのは少し後悔している様子。
能力の扱い方がわからないところ、メカクシ団団長キドに見つかる。
この辺りがメカクシティアクターズの最初の方の話でしたね。
イメージとしては、残念な子、といったところでしょうか。
・団員ナンバー6 エネ
元々は人間、今は電子少女。
外見が某ボーカロイドに似てるのはきっと気のせいです、はい。
「目が覚める」能力によって不老不死となっています。
この説明はアニメ内ではされてなかった気がするな、公式WEB参照です。
正直この辺りは”ロスタイムメモリー”でなんかあるかなと思ったんですが、何もなかったですね。
まあ、全てを説明していたらきりがないといったとこでしょうか。
人間のときは貴音という名前で、ゲーマーでした。めっちゃ強いゲーマーです。
ある実験によって肉体を失い今に至るということですが、肉体が最新話で出てきましたね。
はい、裸でした。別に興奮はしなかったなー。
貴音ってキャラは好きなんですが、内面がいいんですよね。
外見はエネちゃんのほうが可愛い・・・かな。
・団員ナンバー7 シンタロー
ニートです、もう学生じゃないですからね。
モモの実の兄であり、IQ168という超天才児。
にもかかわらず、アヤノの自殺がきっかけで高校中退。
ニートの出来上がりです。
いちよ、この物語の主人公だと思ってたんですが、そうでもない気もする。
今のところはあたふたしかしてないですよね。
高校生のときのイメージは悪いし、あれ人気ないんじゃね？
けど、イケニートという言葉がついたぐらいですし、カッコ良い場面が来るはず！！
・団員ナンバー8 ヒビヤ
団員ナンバーつけてますが、アニメ内だとまだ正式なメンバーという話は出てないですよね。
これは後々の話で出ると思うのでお楽しみに。
ヒビヤでわかってることは
①ヒヨリとこの都会に来た
②交通事故にあった
③その際に能力を得た
ということですね。
公式WEBでは「目を凝らす」能力を得たとありますが、ネタバレになりそうだしこの能力の説明は省略します。
・団員ナンバー9 コノハ
あれ、コノハについてアニメでなんかわかってたっけ？
元々は人間である遥から人格を蛇によって抜き取られて今に至る。
といったところぐらいかなー。
”コノハの世界事情”とか最後にちょこーっとコノハの成り立ちやったぐらいだしね。
・団員ナンバー0 アヤノ
メカクシ団元団長。
私が一番好きなキャラクターです。
物語の最初から登場している謎の人物。
というイメージでここまで来ていましたが、なんてことはない普通の女子高生です。
キド・セト・カノのいいお姉ちゃんであり、メカクシ団を作った張本人でもあります。
最新話でだいぶ出てきましたが、メカクシティアクターズの物語が動き出したのは時系列的にここからじゃないでしょうか。
金庫の中を見る。ケンジが能力者だと知る。それでどうする？
といった感じです。
◎物語の考察
このメカクシティアクターズとはどんな物語なのか？
”アヤノの幸福理論”で話が進みましたね。
アヤノの母親が好きだった昔話。今までもCパートで紡がれていた話ですね。
ある蛇が化け物に自分だけの世界を作らせる。
蛇は能力をすべて肉体に宿らせたい、そして集めたい。
能力を肉体に宿らせる方法としてわかっているのは、
・一人以上が亡くなる
・一人だけに能力が宿り、元の世界に生き返る
といったことでしょう。
そして、能力者を集める存在なのが女王。
最新話で女王がマリーということはわかりました。
では謎を1つずつ紐解いていきましょう。
①なぜアヤノは自殺したのか？
これはどう考えても能力を得るためです。
アヤノには自分に能力が宿る確証があったのでしょう。
ではなぜ今の世界にいないのか？
戻ってきてる人たちというのは複数人が同時に亡くなった時に片方だけ戻ってきています。
アヤノは一人で亡くなったため、その対象に当てはまらないのでしょう。
アヤノの能力が何かはわからないですが、みんなを助けるために犠牲になったんだろうと思います。
・・・泣けてくる。
②最新話の貴音については？
これについてはまず貴音→エネになるところから考えましょう。
まず実験を行ったのはどう考えてもケンジです。
そしてケンジはなぜそんなことをするのか、これはケンジにとりついてる能力という名の蛇、これが親玉の蛇だからでしょう。
親玉の蛇は能力を肉体に宿らせたい、その実験として貴音と遥が選ばれたんでしょう。
だから学校に貴音の肉体があってもなんら問題はない。
ケンジの研究所やら、そんな感じのものがあるんでしょう。
で、なぜカノが知ってるのか。
これはアヤノに託されたんじゃないかな。
アヤノは実験についても知っていたと思います。
貴音がどうなるのかも。
そこで自分はエネに対してこちらの世界で接触を行うことができない。
だから、託したんでしょう。すべてを教えているカノに。
カノは敵役なんかじゃないと信じたいです。
約束だから、大好きなお姉ちゃんとの。
欺くことに慣れて、嫌な性格にはなっちゃてるかもしれませんが、根はお姉ちゃんがやりたかったことを行っているシスコン・・・約束を守るいいやつです。
次回の話がすぐ始まりますが、こういった予想であってるんじゃないかなと。
③化け物が作った自分だけの世界とは？
表現が違ったかも。
アニメでこんなこと言ってたよね、そうだよね？
ネタバレかもしんないんで、そしたらごめんなさい。
これは自分の思い通りにできる世界、空間。
悪いことはやり直せるし、一生同じ時間を過ごすことができる空間。
つまり、ループ世界でしょう。
家族でずっといたい、それだけを思って作った自分の世界。
その中で繰り返される物語がこのメカクシティアクターズではないのでしょうか？
”カゲロウデイズ”がこれに近い。
ここでも誰かによって世界が作られ、ヒビヤがヒヨリを助けるために延々とループをしています。
誰か、ですがこれはコノハなのかなー。
ここは正直よくわかんなかったです。
やっぱり二人に関係あるのはコノハだけだし、どうやったとかは知らないけど。
◎結論
これはループ世界で行われている物語。
最初のシーンのアヤノが言っている「このことを忘れないで」的なこともループしたら忘れてしまうから。
じゃあループとアヤノの関係性は？
アヤノはこの世界の住人ではなくなったから、ループ世界に対して何かしらの干渉が可能となった、と考えるのが普通ですかね。
具体的にはわかりませんが、みんなをこの世界から抜けださせる、また能力を無くすために何か頑張っているのではないのでしょうか。
いやー、これからもメカクシティアクターズが楽しみです。
そのうち漫画も読みたいですね、オリジナル展開みたいですし。
とまあ、これぐらいかなー。
なんか疑問とかあったっけ？
何かあれば質問とかください、答えられる範囲で答えたいと思います。
