あさあめの凡々日記

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全ては君の嘘から始まった『四月は君の嘘』 終幕

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「僕らは誰かと出会った瞬間から、一人ではいられないんだ。」

 

音楽を通じて出会った二人の青春物語。

ついに完結しました。

 

本当に全てが素晴らしかった。

演奏も、物語も、結末も。。。

その思いをそのままぶつけちゃいます。

 

よかったら、見ていってください。

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最終話(22話)を見終えて

1話からこの最終話までを見てきて思ったのは、

 

全てが衝撃的で、感動しかなかった

 

ということ。

 

1話を見たときから、この作品は確実に面白い!という確証はありました。

けれど、その評価すらこの作品は超えていった。

 

最初の衝撃はOP。

ピアノの演奏からと黒猫の映像。

その瞬間から「四月は君の嘘」という作品にはまっていってしまった。

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正直なところ、ここまで完成度の高いOPってのはそうそう見ないと思う。

OPの導入、サビに入る瞬間の盛り上がり方、そしてOPの終わり。

全てにワクワク感を感じさせてくれ、こちらも嬉しくなってしまうような演奏だった。

 

そして2話から繰り広げられる数々の演奏シーン。

 

「again(アゲイン)」

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この言葉を口ずさんだのは僕だけじゃないはず。

演奏シーン一つで、ここまで心躍るのかと。

Aパート全てを使ってしまうほどの演奏でも、飽きずに見てしまうのはピアノに乗せられた思いを無意識に感じていたからなのかもしれません。

 

魅力的なキャラと甘美な演奏。

それを最初に知ってしまったからこそ、最終話における公生とかをりの演奏にはとても嬉しかった。

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けど、公生が感じてしまった「消えるかをり」には現実感がなかった。

いや、信じたくなかった、ってのが本音だ。

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あまりに過酷で、辛くて、それでも前に進む公生。

きっとこの先も素晴らしい演奏をしてくれるのではないでしょうか。

心残りは、やっぱり演奏者としてもう一度公生とかをりの演奏が見たかった。。。

 

タイトルが始まりであり、終わりに繋がる

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「四月は君の嘘」、こちらのタイトルに関しては途中何度も考えました。

公生がピアノを弾きたくない、というのが嘘?かなとか。

けど、違いましたね。

 

物語の始まりこそが、嘘でした。

 

かをりが渡のことを好き。

その嘘があったから、二人は出会うことができた。

かをりも椿から公生を紹介してもらうことができた。

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ずっと抱えていた思い。

「好き」を伝えるにはあまりにも遠くて、入れなくて。

それでも有限である命を知ったから、後悔をしないための決断。

 

最初からかをりは公生が好きだった。

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2クール目からはなんとなく感じる部分ではありましたが、それでもやはり衝撃だった。

最初からかをりには公生しか見えていなかった。

夢を叶えるための全てが公生だった。 

 

その思いは、生きているうちに公生は聞きたかっただろうな。

公生はそのことで苦悩し、辛い経験をした。

けど、最後には報われたのかな?

 

ここで忘れていけないのは渡という存在。

彼は結果としてキューピットの役割となってしまったが、彼もまた失恋をした一人じゃないのかな。

最後の描写からはそんな様子が伺われた。

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四月は君の嘘。

春になると、この言葉を思い出してみたくなりそうです。

 

魅力的なキャラクターたち

・有馬公生(ありまこうせい)

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物語の主人公。

トラウマを抱えている中、切ない青春を謳歌しました。

 

結局、公生にはピアノしかない。

 

これを伝える物語もあったのではないでしょうか。

ピアノを引く限り、公生はきっと忘れられないから。

 

・宮園かをり(みやぞのかをり)

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人生に抗った、バイオリニスト。

彼女の演奏は見てるだけで楽しかった。

笑顔には勇気がもらえました。

 

だからこそ、2クール目からのカラフルでない彼女は印象的だった。

徐々に薄れていく髪の色。

それでも、後半はまたカラフルとなってきた。

 

できれば救いが欲しかったなとは思いますが、それが結末であるならば受け入れるべきなんでしょう。

 

・澤部椿(さわべつばき)

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大事なものに気づいた、幼なじみの少女。

椿は一番、一般的な恋愛をしていたんじゃないでしょうか?

身近すぎるからこそ気づかない、気づけない。

 

人に言われて、想いを知って、捨てきれなくて、伝えて。

もう彼女は大丈夫でしょう。

ここからはきっと楽しい、公生との高校生活が待っているはずです。

 

・渡亮太(わたりりょうた)

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本当の友人A。

渡はいい友人でありましたね。

逆に言えば、その役割に収まってしまった。

 

英雄になれず、恋も実らず、公生とは違った苦悩を持つことになったでしょう。

けど、渡はいいやつですし、きっとすぐに新しい恋愛も見つけて幸せになってくれることでしょう。

 

・相座武志(あいざたけし)

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最後までライバルであり続けたピアニスト。

公生を目標とし、公生のピアノを追い求め続けた、ヒーロー。

それを捨て去ることで、更なる進化を遂げました。

 

公生・武志・絵見。

この3人はきっと素晴らしいピアニストになるんでしょうね。

兄という視点からだと、妹のことで心中穏やかではないでしょうね。

 

・井川絵見(いがわえみ)

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公生を想い続けたピアニスト。

結局、公生に対する想いは何だったんでしょうね。

恋ってよりは、敬愛とか尊敬とか、そういった感情でしょうか。

 

彼女も最後まで演奏家であり続けました。

想いはピアノに乗せて。。。

もう少しだけ、彼女のシーンが見たかったところです。

 

・相座凪(あいざなぎ)

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公生を慕う、公生の一番弟子。

2クール目からの新キャラクターとして登場しましたが、違和感なく溶け込んでいきましたね。

何気に僕の一番好きなキャラクターです。

 

彼女は兄に、公生がかをりに描くような、同じ心情を持っていました。

プレッシャーも感じ、それでも乗り越えた。

学祭での演奏は、非常に印象に残るシーンでした。

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個人的には凪ルートが見たいなーとか。

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最後に

非常に音楽としても、物語としても楽しませていただきました。

しかし、これでまだ終わりではありません。

 

フィナーレイベント

http://www.kimiuso.jp/event/

 

まだまだ、四月は君の嘘を楽しめます。

僕は優先券で見事当たったので、楽しんできますよ!

みなさんもまだ入手してない方は、26日から一般販売があるみたいなのでぜひ行きましょう。

 

ゲーム化とかもしてほしいなー。

各ルートあると、ハッピーエンドも見れてなおよし。

 

それではまた、エイプリルフール(四月は君の嘘)にでもお会いしましょう。