【感想】ニセコイ 15巻
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前回→【感想】ニセコイ14巻
またしても発売日を失念していました。
う～ん、月日が流れるのは早い。
ということで、ニセコイも15巻目になります。
前巻では新キャラも登場し、約束の謎も少しずつ明らかになってきています。
しかし、今回は物語本編に係る深い話はありませんでした。
では、15巻感想です。
※以下、ネタバレ注意
ニセコイ vol.15
今回のお話は、
・羽姉メインの日常編（3話分）
・通常の日常編（2話分）
・文化祭編（4話分）
という構成でした。
作者は小野寺姉よりも小野寺妹、つまりは春ちゃんのほうが好きなんじゃないですかね。
あさあめの好みですか？ もちろん春ちゃんです！
羽姉メインの日常編
前巻から登場の羽姉。
人物紹介ではすでに千棘・マリー・小咲と並ぶ大きさで登場しています。
けっこう作者のお気に入りにもなってそう。。。
そんな羽姉が今回は初っ端から飛ばしていきます。
いきなりの楽大好き宣言！
自分の気持ちに素直になっているからこその発言ですね。
千棘とかは自覚はしても、素直にはなれませんから。
それでもこの発言を聞いてしまったら、意識せずにはいられないでしょう。
そしてまさかの通りすがった小野寺さん・るりペア。
小野寺さんも同じぐらい好きな気持ちを持っているし、登場時よりも十分強い意志を持っていますね。
ってか、るりちゃんが完全にお母さんポジション・・・。
るりちゃん自身の恋はどうなることやら。
続いて、羽姉と二人っきりの休日がまさかの王様ゲーム！
こんなに可愛い子がいて王様ゲームとか羨ましい限りです。
・・・実際王様ゲームとかって皆さんするんですか？、あさあめはしたことないっす。
まあ、予想通り荒れますよね。
楽を奪い合うためだけのゲームですから。
それより楽は置いといて（ぉぃ
るりちゃんに焦点を当ててみましょう！！
王様ゲームにて好きな人を宣言することになった集。
皆が好きという割にはるりちゃんを選びませんでした。
そのときのるりちゃんは、
ピク・・・
（何かしら この胸に引っかかる感じは・・・）
完全に意識しちゃってるじゃないですか！！
いやー、予想通りでしたね。
最初からこうなると思ってましたよ。
次の巻か17巻あたりでるりちゃんが恋心に気付くお話があるんじゃないでしょうか？
るりちゃんと集が急接近するようなお話でしょうね。
ん～、どんなのだろうな。
小野寺さんの恋の相談をして、集が思った以上に男なことに気づき、より意識してしまう。
こんな感じのお話はどうでしょうか？（適当）
二人の共通な話題ってやっぱ、小野寺さんと楽の恋だと思うんですよ！
るりちゃんはけっこう好きなキャラなので、早く読みたい限りです。
通常の日常編
・マリーの恋愛術
押してダメなら引いてみろ
これはやっぱりマリーには似合いませんよね。
押し切る事こそマリーでしょう。
それにしてもマリーメインの話はどんどんやって欲しい。
「・・・なりませんよ 嫌いになんて」
「絶対 この先何があっても・・・！」
このときの表情がマジで可愛い。
やっぱりマリーが大正義ですね。
・・・どうしたらマリーがヒロインの主役になれんですかね。
なれませんか、そうですか、・・・はあ。
どんな形にしろ、楽が全てにケリをつけたENDを迎えて欲しいところです。
P.S. エンジェリカ＆アクマリカ あなたはどっち派？
・新聞部取材
喜喜美々子（ききみきこ）という新キャラ登場！
1話限りのキャラですが、けっこうキャラ濃いですね。
鋭いキャラってのは好きです。
このお話は千棘が自分の気持ちを素直に言葉にする、ってのが目的ですよね。
自分の気持ちを言葉にするのって難しいじゃないですか。
それをやり遂げた千棘は、一歩前進したんじゃないでしょうか。
それにしてもあの目隠し・・・凄い技術だ。
文化祭編
文化祭編と書きましたが、メインは春ちゃんです！！！
最近の春ちゃんは風ちゃんと楽に振り回されっぱなしですね。
楽への恋心を吹っ切れるために姉とくっつけようとする。
意識的に意識してるって感じですよね、むちゃくちゃ変な日本語ですが。
要は姉とくっつけるためにというよりも、自分の気持ちを消すために動いちゃってる時点で楽を意識しちゃってるんですよ。
それが普通なんでしょうね、恋ですから。
ミスコンではまさかの春ちゃん応援団登場！
姉・妹共に人気ですなー。
ってか、凡矢理七英雄ってなんや、初めて聞きましたよ。
現在判明している凡矢理七英雄は、
・小野寺小咲
・小野寺春
・橘万里花
ですかね。
あと入ってそうな面子としては、
・桐崎千棘
・鶫誠士郎
・奏倉羽
でしょうか。
それでもあと一人足りないんですね。
これはそのうちお話として出てきそうな内容ですし、期待してみましょう。
ミスコン最終対決では、
でした、どっちも可愛いですね。
そして好きな人がいるかの質問に対して春ちゃんは・・・
「います」
「……その人は私の事なんて気にもしてないみたいですけど……」
「私は今日その人に見て貰いたくてこのコンテストに参加しました」
いい言葉でした。
感動しちゃいましたよ、春ちゃんはいい子ですね。
けど、ちょっとだけツッコミます。
参加したのは風ちゃんのせいでしょ！
すみません、これだけです。
ツッコミは置いといて、この素直な気持ちによって春ちゃんは見事優勝しました。
フォークダンスでは楽先輩を選び、理由では冗談を言います。
これが春ちゃんの決意・・・。
最後の思い出とするための、最後のわがまま。
・・・だったんですけどね。
春ちゃんは意志が弱いなー、そこが可愛いさでもあるんだけど。
やっぱり先輩は諦められない春ちゃんでした。
ただこの話を読んで思ったのは、春ちゃんはきちんと告白をして失恋することになるんだと確信しました。
たぶん、黙ったままってのはないと思います。
春ちゃんの性格は思った以上に我慢できないから。
願わくば、春ちゃんが幸せになれることを望みます。
P.S. 第132話ミスコンの表紙？の春ちゃん可愛すぎませんか？
これ色合い的にセンターカラーだったと思うんですけど、このジャンプどっかに売ってませんかね、めっちゃ欲しい！！
あとがき
あとがきってか最後にだよな、どっちでもいいか。
マリーと春ちゃんメインの話が多く、大満足な一冊でした。
まだまだ終わりそうにないニセコイ。
来年にはアニメ2期もやりますしね。
だらだらやってるだけで楽しいんですけど、ストーリー的には飽きる人も出てきてしまうと思うので打ち切りだけは勘弁して下さい。
それでは、また次巻もよかったらどうぞ！
次回→【感想】ニセコイ16巻
