【感想】少女終末旅行 1巻&2巻
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文明が崩壊した終末世界でふたりぼっちになってしまったチトとユーリ。
愛車のケッテンクラートに乗って廃墟をあてどなくさまよう彼女たちにとっての”日常”とは?
異能の新人が描き出す、日常漫画の新境地。
ということで、少女終末旅行という漫画を読んでみました。
本屋でタイトルと表紙を見て、衝動買いです。
暗い雰囲気を持った作品というのは、非常に読んでみたくなってしまいます。
昨日感想をアップしたひとりぼっちの地球侵略とかもそうですね。
こちらの作品を読んだことのない方はぜひ読んでみて欲しいです。
ということで、ネタバレを控えた感想をどうぞ。
少女が送る終末した世界での旅行
一気に1巻・2巻と読んだのですが、内容はそのまんまタイトルだな、と。
舞台は終わってしまった世界。
何もない世界で、少女は生きるために旅行をします。
愛車に乗って、燃料と食料を求めて、終末した世界を進んでいくのです。
重い内容なのかと思いきや、そんなことはありません。
ただ、日常系と呼ばれるもののように明るい軽さもありません。
これは、少女二人が生きる物語を描く、という意味で日常系ではないでしょうか?
物語の背景部分にはわからないことがまだまだたくさんあります。
どうしてこの世界は終わったのか?
世界は今どうなっているのか?
生きている人はどれぐらいなのか?
これらはきっと物語が進んでいくうちに少しずつ明らかになるんでしょうね。
だからこそ、少女二人が新しいことを知った時何を思い、どう行動していくのか。
その部分がこの作品の面白さではないのかなと思っています。
ミリタリ系要素もあるので、そちらが好きな方も楽しめるのではないでしょうか。
少女二人のやりとりは、終末世界だからこその日常感があります。
さくっと読めてしまうのに、とても印象深い作品です。
今までと変わった漫画が読みたい、可愛さがうりではない日常系を読みたい、そんなかたはぜひこちらの作品を読んでみてください。
読めば読むほど面白くなる作品だと思うので、次巻が待ち遠しいですね。
それではまた、次でお会いしましょう!!