あさあめの凡々日記

アニメ・漫画・ゲームなどの感想メインの日記

聲の形 5巻 感想

スポンサードリンク

新巻発売したんで読みました。

聲の形ももう5巻。。。

石田将也と西宮硝子の物語はどうなることやら・・・。

※以下、ネタバレ感想となります

 

 

 

遊園地の続きからのお話でした。

最初は正直巻飛ばしたかな?、と思っちゃいましたよ。

見てない人は見ればわかります。

それで読み終わった時に思ったのは・・・

罰は許されないのか?

ということです。

今回のお話のメインは石田将也の過去と周りが直面するお話でした。

石田将也は、

「許されちゃいけない、罪と向き合わないといけない」

と考えていても、実際に過去の罪を突きつけられると、拒絶したくなる。

それでいて、今回は西宮以外の全てを突き放してしまった。

西宮だけを守れるならば、それでいいと。

自分だけのことを、助けるために・・・。

それでいて西宮が感じるのは、

「私と関わると周りが不幸になる」

という自責の念です。

自分(西宮)のせいで石田の周りから人が消えた。

無理に笑う石田を見ていて耐えられない、一緒にいられない。

不可解な二人の馴れ合いが続くなぁ、と後半見ていて思いました。

それでラストシーン・・・。

感情移入なのかわからないけど、本気で怖くなりました。

過去のいじめは、結局は精神への傷と転校という結果だけを残しました。

しかし、今回の西宮の重荷となっているのは好きな人が不幸になるということです。

原因は自分であり、自分がいなくなることで全て丸く収まる。

短絡的な考え・・・。

結果が、飛び降り。

ベランダから西宮は飛び降りました。

石田はこの時何を思ったんでしょうか?

いや、思ってる余裕すらなく助けに行ったのでしょう。

繋がった最後の、命。

今回の巻では今までの恋愛雰囲気を一新して、暗い雰囲気を思い出させてくれました。

これがこの漫画の長所だったはず、1巻もこの雰囲気です。

賛否両論な話になるんじゃないでしょうか。

次巻も楽しみです、本当に最悪の結末にはならないことを望みます。

 

(追記) 読み終わった後でもう一度表紙の二人を見てください。

この二人の笑顔は本当に幸せだと思いますか?

 

次回→聲の形 6巻 感想